認知症介護の【超ワンポイント】写し鏡・他

オープンハートな認知症介護

写し鏡

『認知症の人の表情』は写し鏡です。

『認知症の人の表情』=『自身の表情』

「これじゃ上手く対応出来ない」

と思う時は笑顔にリセット

「今日は拒否されてしまう」と思ったら?

➡一度大きく深呼吸でリセット。

認知症の人はとても敏感、職員のイライラや自信の無さは直ぐに察知されます。

「介護拒否されたら、どうしよう?」

必要以上に丁寧な声掛けや自信の無い態度は不安感からかえって介護拒否されます。

自身のコンディション(特に精神的な)を確認してみてはどうでしょうか?

介護職は感情労働

介護職は自身のメンタルや体調とは関係なく、感情のコントロールが必要な職業です。

では…

コンディション不良で対応出来ない時は?

「あの人(職員)がそう言うのだったら」

と信頼してもらえるように普段から自分貯金(親しい人となっておく)でスムーズな介護。

認知症の介護には感情のコントロールが必要であり、介護職は巷で言われているような誰にも出来る職業ではないと考えております。

環境の一部

認知症の利用者さんにとって介護職員も大切な環境の一部だと考えます。

認知症の利用者さんにとって、あなたは(1)(2)(3)のどの職員さんですか?

(1) 緊張感

強い口調での注意や険しい表情をされ緊張感不安感の職員さん。

(2) 空気感

居ても居なくても気にならない、空気の様に存在感が無く不安感の職員さん。

(3) 安心感

笑顔で優しく安心感の職員さん、親しい人

あなたなら、どの職員さんにお世話してもらいたいですか?

介護の三拍子

(all-aroundすべてを備えた)

野球で言うところの『三拍子(走攻守)』は介護職にもあると思います。

『介護知識』・『介護技術』

『コミュニケーション力』

中でも難しいのは、認知症の利用者さんとの『コミュニケーション力』だと思います。

『介護知識』や『介護技術』は、経験年数を重ねる事でスキルの向上が出来ます。

認知症の利用者さんとの『コミュニケーション力』は必ずしも経験年数に比例しません

コミュニケーション力が無く、認知症の利用者さんに介助拒否されてしまうと、優れた『介護知識』や『介護技術』があったとしてもそれを活かす事は出来ません


スムーズな認知症介護には『介護の三拍子』が必要です。

介護職員でも認知症の利用者さんとのコミュニケーション力にはがみられ、巷で言われているように介護職は誰にでも出来る職業ではありません

【オープンハートな認知症介護】

宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

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