認知症介護現場・20年の実話④『体重測定』編

利用者さんの日常

『体重測定㊙大作戦』

施設では立位保持が出来ない利用者さんに

『車椅子用体重測定器』を使用しております。

体重測定(計算)方法

『車椅子に乗った利用者さん』『車椅子』

『利用者さんの体重』

立位が少し不安定な利用者さんも『車椅子用体重測定器』を使用します。

廊下では立位が可能な利用者さん

何故か?

体重計に乗った途端『サーファー』に。

ワンポイント認知症の症状に、空間認知力・バランス能力の低下があります。

そこで㊙大作戦!

私も体重計に乗り抱えながら支える作戦!

体重測定(計算)方法

『利用者さん+私』『私』

『利用者さんの体重』

公開体重測定の結果『86キロ』!

『利用者さん+私』86キロ

『利用者さんの体重』

体重測定開始!

体育会系女性上司、遠慮なく大声で

結果発表〜

「○○キロマイナス86キロ~」

「はい次~」

途中で私の体重を忘れた上司

「○○キロマイナス○○さん(私)」

「はい次~」

大々的に体重を発表さ

「80キロか90キロなら計算が楽なのに」

と記録係の職員さんに笑われる始末。

『おデブキャラ』を自任する私も

心のすきま風が『ピュ~

やっと体重測定が終わった!

女性職員さんより新たなオファー

「○○さん、もう一回量ってあげて~」

測定後トイレでご立派なのが出たとの事

『2回目測定キロ』『1回目測定キロ』

『立派なの』

おんな心なのでしょうか?

ワンポイント介護施設では月に一度、利用者さんの体重測定を行います。

体重の増減による病状の経過観察や病気の兆候の早期発見、又、栄養士さんによる『BMI(肥満度を表す体格指数)』や栄養状態等の評価も行われております。

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宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

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