愉快な介護職員さん達・20年の実話④『ナースコール』編

職員さんの日常

ナースコールと闘う2人の新人職員さん

ケース(1)新人職員Tさん

新人職員Tさん

「私ばっかりがコール対応なんですけど…」

そこで一言アドバイス

「安心してください、あれは利用者さんが職員の人間性を試す装置なんです」

「あなたは合格です!」

『コール対応』は利用者さんや仲間(職員)を『思う姿勢』が現れる場面だと思います。

他人任せの現着遅れが事故に繋がる大切な対応ですがベテラン職員ともなれば「いつもの事、急がなくても大丈夫」と確信される場合もあります。

しかし、

対応時の利用者さんへの『表情や言動』に『人間性』が現れる場面かと思います。

人手不足で余裕が無いのも事実、本来の人間性が保たれない業務圧迫にも問題があると思いますが…

ケース(2)新人職員Nさん

新人職員Nさん

「止めてください、そのボタンを押すと大変な事になります」

そこで一言アドバイス

「安心してください、ナースコールは起爆スイッチではありません」

 まるで刑事ドラマの緊迫シーン

新人職員Nさん

夜間、ナースコールが他のコール連鎖に波及する大変さを知ってしまったのでしょうか?

ワンポイント認知症の利用者さんは『理解力の低下』や『不安感』から頻回にナースコールをされたり『無意識(用事が無い・興味本位?)』にコールされる場合もあります。ただ、『尿意や目的』を伝える為の場合もあり、離床時の『転倒リスク回避』の為にも『迅速な対応』が必要です。ちなみにコールスイッチ本体は『白(クリーム色)』でボタンは『オレンジ色』と目立ち、「押してみたくなる気持ち」も分かります。

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宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

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