忙しい時に出て来るのか?その方が出てくるから忙しくなるのか?他者と被り困ります。
認知症の男性利用者Cさん
夜間不眠で時々居室より出て来られます
ある夜勤中のCさん
廊下の手すりに両手でぶら下がりながら床に座っておられます。
それは、滅多にお目にかかれない
『斬新なスタイル』
相方男性職員さんの
「お部屋に帰って寝ましょう」の説得に
頑なに拒否『徹底抗戦の構え』です。
私は一旦その場を離れ再合流時には
『交渉成立』の様子
手すりから両手を離しておられました。
相方男性職員さんに経緯を聞くと
「お茶!」
と一言だけ話されたそうです。
確かに…念願のお茶を飲まれ
幸せそうに眠るお姿に嘘は無い様子
しかし、何故?
お茶が欲しいだけの事が…
あの斬新な『ぶら下がりスタイル』に…
「お茶」の一言が早期に発せられていれば…
初期対応が悔やまれる事例です
【ワンポイント】BPSD(行動、心理症状)は不適切なケア、ストレス、不安などの心理状態が原因となり興奮や暴力行為もみられます。認知症の利用者さんは思いを上手く伝えられない苛立ちから介護拒否される場合もみられ、そんな時こそ利用者さんの思いを共感するコミュニケーション力が必要です。
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宜しければ参考にしてみてください!
by ちばのそら
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