Hさんは超〜恐がり?
認知症の女性利用者Hさん
移乗介助中に大絶叫で介護拒否
部署異動後、出勤時にHさんの姿がホール席にありません。
先輩職員に確認すると…
「怒って抵抗するからそのままに」との事
私もトライしましたが大声を出され「もう少し様子みて」とのアドバイス
疑問が…
怖がっているの?どうするの?そのまま?
『営業マン魂』の発動です!
「何とかしなければ」とHさんの横に座り
『営業マン活動』
偶然、私の腕(前腕)毛に興味を示され「抜こう」としたり「つねったり」、その都度オーバーリアクションを喜ばれ「ニコニコ」されます。
これも一種の『タッチケア』?まさか、『無駄な腕毛』がここで役に立つとは…
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オープンハートな認知症介護
三原則とプロセス
Hさんに『興味(関心)』を持つ
➡『好きになる』➡『親しい人』
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介護拒否を『否定しない』で
Hさんの『タイミング』を待つ
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『親しい人』➡『オキシトシン効果』
➡『心のシャッターOPEN』
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『親しい人』との会話➡
『不安感(恐怖心)』➡『安心感』
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徐々に介助時の抵抗は無くなり
大絶叫が『今起きた』『今寝た』の合図だったHさん、いつの間にか静かにホール席に
周りの職員さん達も驚きでした。
例の一言『相性がいいから』が出ましたが…
※『認知症介護のポイント5選・他・相性がいいから・男だから』も参考にしてください。
認知症利用者さんの介助時は『何が目的』で、今から何をするのかをしっかり『理解』していただけないと介護拒否されます。更に『協力動作』も得られずスムーズな介助は出来ません。
目的を伝える為にも普段からのコミュニケーションにより『親しい人』になっておく必要があると思います。
今回もこのケースだったと考えております。
【ワンポイント】親しい人との会話やタッチケアはオキシトシン効果により不安感➡安心感の効果もみられます。
※『オープンハートな認知症介護・③オキシトシン効果』も参照してください。
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宜しければ参考にしてみてください!
by ちばのそら
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