愉快な介護職員さん達・20年の実話⑪『夜勤は油断も隙も無い』編

職員さんの日常

夜勤帯の使命は利用者さんの睡眠と安全の確保です。

女性職員Sさんとの夜勤

油断も隙も無い出来事が…

や~っとの休憩タイム

カップ麵お湯投入orトイレに行くと同時に

『物音&センサーマット&コール』のお知らせが…

僅かなチャンスも許してくれません。

そして…

夜勤交換会開催前のスタッフルームで(職員さんの日常⑥『ピクニックの準備?』参照)

嫌な予感がする独特の物音が…

カウンター扉を施錠する余裕もなく

職員2人で現場探しに飛び出しました。

介護士は物音(特に転倒時の音)には敏感で、身体が勝手に現場へと向かわせます。

左右の廊下に別れ確認するもトラブル無く

安堵して戻って来たその時…

女性職員Sさんが一言「食べた?」

私「なに~?未開封のお菓子袋が無い?」

疑惑の目が!

「食べた?」⇆「本当に持って来た?」

押し問答の末、棟内大捜索(今度はカウンター扉施錠)。

女性職員さん「あったよ~」

ある男性利用者さんのベッド下に空の菓子袋が!

結果…

ナース報告、朝食前に血糖値測定、そして

物音(転倒)ではなくお菓子を取られた事に対して事故報告書の作成となりました。

ワンポイント利用者さんによっては『食事、水分、塩分、糖分』などに制限のある方(糖尿病、心腎疾患等)や食事形態(刻み、ペースト状、トロミ剤使用)が嚥下・誤嚥対策の為に決まっている方もおられます。今回のケース(糖尿病の利用者さん)では体調に影響を及ぼす事から、事故報告書の作成による検証と対策が必要となりました。

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宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

 

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