認知症介護現場【20年】の事例と対応③『職人?』編

事例

Bさんは元職人さん

認知症の男性利用者Bさん

夕方のトイレ誘導は拒否されます!

オープンハートな認知症介護

三原則プロセス

『興味(関心)』を持つ

➡『親しい人』

情報収集・職歴によると元左官職人さん

夕方〜工期に間に合わせる為なのか?ホールの床を素手で平す(ならす)のが日課。トイレ誘導の声掛けには無視(拒否)され床を触っておられます。

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否定しない』『女優』で『共感』

否定しません』お仕事中ですから!

「私もお手伝いします(女優)」

一緒に床を手で平し(ならし)ます。

職人Bさんは無言で作業に集中され「仕事は見て覚えろ」的な昭和職人の圧を感じます。

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『親しい人』➡

心のシャッターOPEN

「お疲れ様でした、綺麗になりましたね~夕食前にトイレに行きましょうか?(女優)」

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Bさん、無言で一緒にトイレへ

周りの職員さんからは相性がいいからトイレに行けたと…

『相性がいいから』ではありません

親方と弟子』だからです!

『認知症介護のポイント・他相性がいいから・男だから』も参考にしてください。

その後部署異動のご挨拶に

口数の少ない職人気質の親方から「ありがとう」と労いのお言葉を頂きました。

ワンポイント認知症の症状の回帰型は、自分らしいと思えた時代(過去の職業や活躍していた頃)に帰った(戻った)様な行動をされます。それを否定しない共感しながらのコミュニケーシは対応がスムーズになります。

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宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

             

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