認知症介護現場・20年の実話㉒『受け取れない!炊き込みご飯』編

利用者さんの日常

施設職員には利用者さんとの規則があります。

詳細は実話㉑『受け取れない!お菓子』編参照

女性利用者Yさん

定期的に炊き込みご飯の差し入れが…

余程、お好きなのか?定期的に差し入れが…

問題は…何故か?

定期的=私の夜勤入りの日

ご家族さん、私の勤務を知ってる?

あのコトゥーゲさんなら

「何で俺の日だ!!」

「何で好きなんだ!!」

出勤後、熱い視線を感じます。

Yさん、笑顔で私をロックオン

徐々に近付き射程距離圏内に。

事前に差し入れ情報入手の私は

「はい、来ました~」と覚悟を決めます。

「食べて!」と手には炊き込みご飯のパック

丁重なお断りに気まずい夜勤がスタート。

そこで…キラーワード発動!

お腹をポンポンと叩きながら

先生から太り過ぎと怒られ食べれません」

Yさん、あっさりと「あ~ら、残念ね」

先生が…』のワードは効果絶大でした。

ワンポイント高齢の利用者さんには『先生が…』のワードに説得力があるようです。昔から偉い人との認識なのか?時代背景なのか?例えば、服薬拒否の場面に「先生からの指示で…」と説明すると納得される事も…   

⇩ ⇩ ⇩

宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

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