認知症介護現場・20年の実話①『ドヤ顔』編

利用者さんの日常

謎のヒヒ~ン男のドヤ顔に感謝!

認知症の男性利用者Tさん、

厩舎で馬のお世話をしていたそうです

居室からホールへ移動中の会話です

「馬って本当に人参が好きなんですか?」

Tさん、「そんな贅沢な物!」と怒り口調

「馬って本当にヒヒ~ンて鳴くんですか?」

Tさん、唇を震わせながら迫真の実演

ヒヒ~ン、ブルブル

ヒヒ~ン、ブルブル

職員の感嘆の表情に利用者さんドヤ顔MAX

が、時すでに遅し…

ホール席まで絶好調、更にヒートアップ

ヒヒ~ン、ブルブル

職員必死の静止にも止まりません

ヒヒ~ン、ブルブル

そこには…

他の利用者さんと面会に来られた御家族

謎のヒヒ~ン男の登場に

皆さん「」「」「」目が点!

誠に申し訳ありません

私のリクエストに応えてくださった為に…

ちなみにですが…

NHKテレビ チコちゃんに叱られる!

「馬とニンジン」より

馬の好物は何故「ニンジン」なのか?

➡正解は「ポケットに入れ易いから」

・調教時、いつあげるか分からないご褒美として(ポケットに入れ)持ち運びが出来、手渡しがし易いから。

・馬は甘い物(スイカ、カボチャ、リンゴ、ニンジン等)を好み、その中でポケットに入れ易い物だから。

ワンポイント認知症の利用者さんに昔の生活について質問すると『長期記憶』により活躍されていた当時の生活を思い出され良い表情をされる事もあります。

質問される(頼られる)事で周りの人から必要とされ『役割』を持つ事が生き甲斐となる場合もあります。

又、認知症の症状の『回帰型』は、自分らしいと思えた時代(過去の職業や活躍していた頃)に帰った(戻った)様な行動をされます。

⇩ ⇩ ⇩

宜しければ参考にしてみてください

by ちばのそら

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